『宿の日』とは -
宿の日(8月10日)は、1992年(平成4年)に全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部により制定されました。
日本の宿は、日本及び地域の歴史、伝統、文化、食を伝える「地域のショーケース」です。全旅連青年部は、『宿の日』を通じて、宿泊観光産業の魅力や地域の観光資源を再発見するきっかけを創出していきます。そして、地域の多くの人々が携わり紡いできた観光宿泊産業を、日本の基幹産業として確立し、この国を支える礎とすることを目指します。
『Sustainable Tourism』 -
日本には、世界最古の宿泊施設があります。1300年以上続くこの宿は、そのものがSDGs(Sustainable Development Goals)、つまり持続可能な開発目標を体現しており、私たちが目指すべきゴールだと考えます。また、この歴史的な宿の存在は持続可能性の象徴でもあり、長期にわたる伝統と革新の融合を示しています。
私たちは、観光が日本の基幹産業として国内経済を支える主軸となるよう、さまざまなプロジェクトを実施し、地域の活性化や雇用促進、宿泊産業の地位向上などの実現に向け取り組んでいます。宿の日を通じて、宿泊業界の魅力を広く伝え、地域の魅力を再発見することで、観光産業の発展と地域社会の活性化に寄与してまいります。
宿の日が、全国の宿泊施設とその地域に新たな活力をもたらし、多くの人々に愛され続ける日となることを願っています。そして、これからも宿が長年続く日本の文化と歴史の一部として輝き続けるよう努力を重ねてまいります。